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こうなった朱肉は思い切って中身だけ交換しましょう

印鑑を使っていて困った時

ここでは練り朱肉の交換についてご紹介します。

昔どこかでいただいた練り朱肉、身内の方が大切に使っていた練り朱肉。
いざ使ってみようと思っても、よく写らなかったりする場合もあります。
せっかく大切にされてきた特別な容器ですので、新たに使えるようにしたいですよね。

もちろん練り直して使う方法もありますが、あまり古い朱肉の場合、どうにもならないことも多いです。
そんな場合は詰め直すことをオススメしています。
今回のブログでは、綺麗に写らない状態と対処法をご紹介していきますが、それでもダメな場合は交換もぜひ検討してみてください。

2016年4月5日に書いたブログですが、2018年6月15日にリライトし、またお問合せ多数のため専用ページも設けて2023年11月8日にリライト、また価格改定に伴い2024年1月11日に再度公開しました。

綺麗に捺せない2パターン

1.カチカチに固まる

まずはこちら。
固くなっていて捺しても何も写らないような状態です。

多少の硬さであれば練り直すことで復活させることもできますが、完全に固まっている状態では、交換するしかありません。
これは朱肉に含まれる完全に油分が抜けて硬化していますので、柔らかくできないんですね。
そのために朱肉ごとそっくり交換するしか方法がありません。

一方で気温の関係などでやや固くなっているだけの場合もあります。

固まった場合の確認方法とメンテナンス方法

まずはペンやヘラなどで表面をついてみてください。
カツカツと音がするなど、沈み込む様子がなければ交換になります。
本当に固くなってしまうと、固まった粘土のようにカチカチですので、すぐにわかります。

一方で、押した場合にグッと沈み込むようであれば練り直して使えるかもしれません。
その場合の方法は、過去のブログでご紹介している方法で試してみてください。

[clink url=”https://blogsub.suzuin.co.jp/6525.html”]

それでもダメな場合は思い切って中身だけ交換しましょう。

練り朱肉の詰め直しのご依頼はこちらから

 

2.べちゃべちゃになる

次にこちら。

印をつけてもベチャベチャで埋もれ、捺印も滲んでしまうような場合。
原因は元々の成分ですが、安価な朱肉の場合、成分が分離してしまいます。

一方で、季節の関係でベタベタになっているだけの場合もあります。

べちゃべちゃになった場合の確認方法とメンテナンス方法

まずはヘラなどで表面を練ってみてください。
多少の粘り気などを感じられる場合はメンテナンスできるかもしれません。

[clink url=”https://blogsub.suzuin.co.jp/6556.html”]

逆に全く引っかかりを感じられず、ドロドロになっている場合はメンテナンスは難しいです。
そんな場合は思い切って中身だけ交換しましょう。

交換をオススメする理由

タイトルにもなっていますが、練り朱肉に不具合を感じる場合、基本的には交換をオススメしています。

理由としまして、長年使っていない朱肉は経年劣化してしまっている場合がほとんどだからです。
また贈答用として用意された朱肉は、器にコストがかかっていて中身の朱肉が安価な場合がほとんどでした。
安い朱肉はこういった変化を受けやすいんですね。

でも器は良い場合が多いので、中身を交換すれば外見も中身も素晴らしい朱肉に早変わりします。

朱肉の交換の裏話

練り朱肉の交換の裏話をすると、詰め替えです。
小分けできるような大きな朱肉があって、それを器のサイズに合わせて手作業で詰め替えます。
もちろん詰め替えだけでは使いにくいので、最後に丁寧に整えてお渡しします。

また残念ながら昨今の朱肉メーカーの廃業によって、この詰め替え用の朱肉が限られてきてしまいました。
残っているのは非常に高価な朱肉ばかりで、現実的な価格になりません。
そのため今回、問屋さんのお力添えにより多くの在庫を抱えることができました。
これまでの予測では10年分程度は確保できたと思っています。

2024年1月価格改定致しました。

練り朱肉詰め替えの価格
(税別)1g=160円

おおよその目安
・器の内径が6センチくらいで、30g程度
・器の内径が7センチくらいで、40g程度

つまり現在で3,000〜4,000円程度。
値上げ後は、5,000〜6,000円程度。

ご検討の方はお早めに。

最後に

良いものは長く大切に使うべきです。
今回の朱肉に関しては、器は良いものですから長く使うべきだと思います。
逆に悪いモノはここでは朱肉。
悪いモノを長く使うと不具合でストレスが溜まります。
だからちゃんと新調して、綺麗な捺印と共に余計なストレスも解消しちゃいましょう。

朱肉の目的は、印章の印影を綺麗に写すコトです。
傷んだ朱肉は、その本来の役目を果たせません。
我慢して写らないのをイライラしながら使うより、思い切って交換して生まれ変わらせましょう!

詳しい内容は別に専用サイトを用意しましたので、そちらをご確認ください。

練り朱肉詰め直しの詳細はこちらから

 

 

 

太陽と海と夏があればだいたいご機嫌な三代目。 日々「印」を通して、誰かの価値がちょっと上がるような仕事ができたらと考えている。 手彫りの美しさに惚れ込み、ブログでその魅力や違いを発信するのがライフワーク。 書くことも話すことも好きで、気がつけば毎日ブログを更新している。 ときどき印章の話から脱線するのもお約束。 趣味は筋トレと海と長距離ドライブ。

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